発売以来人気の「ドットわんカツオ薫りステーキ」。
新鮮なカツオの旨味と芳醇な薫り。
その魅力の秘密は“産地”にあります。
カツオ薫りステーキ
協同組合焼津水産加工センター様
カツオの本場 焼津
概要
日本有数のカツオ取扱量を誇る静岡県焼津市。
「さかな国(こく)」と言われるほど海産物が有名です。早朝に行われる“セリ”には多くの漁業関係者が集まり熱気に包まれます。
出会い
ドットわんカツオシリーズは、焼津市の「協同組合焼津水産加工センター」と業務提携することで2007年に誕生しました。
カツオの特徴を知り尽くした職人たちの手によって、「ドットわんカツオシリーズ」は仕上げられていきます。
港に水上げされたカツオはカチカチに冷凍されています。 獲れたての鮮度を保つように、漁獲後すぐに船上で急速冷凍しているためです。
商品ができるまで
薫りと旨味の源 手火山式焙乾
加工は日本の伝統技術「手火山式焙乾」。かまどの直火で何日も燻しながら乾燥させます。
最近では機械によって燻を行う加工も増えてきましたが、焼津の職人は伝統技法にこだわります。
- 1骨抜き
- 水揚げされた新鮮なカツオを一度蒸し、丁寧に骨抜きを行います。
- 2燻し・その1
- セイロにカツオを並べ、かまどに積み燻す。薫りを高め、旨みを凝縮する重要な工程です。
- 3燻し・その2(入れ替え)
- セイロにカツオを並べ、かまどに積み燻す。薫りを高め、旨みを凝縮する重要な工程です。
生産者様の声
カツオの燻しは焼津そのもの。薪を敷いた炉の上に使い込まれたセイロをのせ、何日もカツオを燻すんです。最近は機械もありますが、やっぱり違うと自信があるのは薫りですよ。違いがすぐにわかります。
産地の現状
外食産業・観光客減少による影響を大きく受ける。そのため、焼津水産加工センターでは数トン単位のカツオが加工されず冷凍庫に眠っている状態。また「カツオを全て使い切る」方針のもと、組合企業のカツオ加工品製造後の残渣を全て回収し、再加工。鯛等の養殖業者向けの飼料として販売する事業も展開。しかし、養殖業界も外食産業の影響を受けているため、そちらも需要が減少。「#ドッグフードにできること」キャンペーンを通し、多くのワンコにカツオを食べてもらうことで、カツオの街・焼津を支えることに繋がります。